エールが終わりましたが、新たな朝ドラがまた始まります。その名も「おちょやん」。
ちょっと不思議なタイトル。そもそも「おちょやん」の「由来や意味は何なのか?」と凄く疑問に思ったので調べてみました。
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朝ドラ 「おちょやん」のタイトルの意味や由来は?「おちょやん」とは「おちょぼさん」から来ていた!
朝ドラのタイトルに使用されている「おちょやん」とは小さい女中を意味する「おちょぼさん」が由来で、「おちょぼ」は「仕込みさん」の事を表します。
タイトル「おちょやん」は、“おちょぼさん”がなまった大阪ことばで、茶屋や料亭などで働く、小さい女中さんを意味します。女中奉公していた8年間はヒロインの原点であり、その言葉の親しみやすさ、かわいらしさ、意地と誇りなどの象徴として、タイトルとしました。
単に「小さい女中」さんという意味だけではなく、言葉の親しみやすさ等、いろいろな意味が込められていたんですね。「おちょぼさん」より「おちょやん」の方が確かにかわいらしさが伝わってきます。
「千代」ちゃんが「岡安家」の「主人」に自分の名前を知られているかの如く勘違いしていたこともまるので、「千代」という名前もかけて「おちょぼ」ではなく「おちょやん」としたんですね。
詳しく調べてみると「小さい女中」を表す「おちょぼ」は京ことばです。舞妓さんになるまでに修行をしながら教育を受けている少女の事を表し「祇園」では「仕込みさん」と呼ばれています。ここでいう「小さい」とは「15~6歳位の少女」の事を指します。
「おちょぼ」の「ちょぼ」は江戸時代に「小さい」という意味で使われていた!
もう少し詳しく調べてみると、「おちょぼ」には大阪や京都の「祇園や花街」等で働く「小さい女中さん(15,6歳の少女)」等の意味の他にも、
「かわいらしい少女につけた名。また、かわいいおぼこ娘」
という意味もあります。
江戸時代に使われた「おちょぼ」の「ちょぼ」は小さいと言う意味で使われています。
「おぼこ娘」とは「うぶな娘」の事を指します。江戸時代において、「おちょぼ」は「女中さん」でなくても、「可愛い少女」や「可愛いくてうぶな娘」に対して言われており、「小さい女中」を表すようになったのは江戸後期からとなっています。
実は「ちょぼ」という言葉はて身近に使っているんですよね。「小さい口」を「おちょぼ口」と言いません?
実はあの「おちょぼ口」は次から成り立っています。
「お」:「お電話」、「お話」等を表す接頭辞
「ちょぼ」:小さいを表す
「口」
「おちょぼさん」の愛称でしられる神社があった!
「おちょぼさん」を調べてみると、現在、「岐阜県」に「おちょぼさん」の愛称で知られている「千代保稲荷神社」があります。
なぜ、「千代保稲荷神社」が「おちょぼ」さんと呼ばれているのか?
「千代保稲荷神社」の社名は「千代に保て」
の言葉が由来となっています。
ここは残念ながら詳細が明らかにはなっていません。
このドラマがきっかけとなって、こちらの神社も話題になりそうな予感がしますしコロナ禍の影響で現在近くのお店が閉まった状態のようなので、このドラマが救世主となって周辺のお店が活気づくことを願います。
周辺にある串カツ店が美味しいと評判です。
千代保稲荷神社
住所:〒503-0312 岐阜県海津市平田町三郷1980
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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