新型コロナに関するカタカナ用語が次々と現れています。
なんと「コロナファイター」なる言葉まで出て来ました。
しかしながら、高齢者の方や英語が分からない人にとっては理解しづらいですよね。
そこで、この記事では
「コロナ関係で使用されているカタカナ用語一覧(コロナ用語一覧)」
「コロナ関係では日本語を使わずにカタカナ用語や和製英語を利用する理由は?」
等についてまとめてあります。
目次
コロナ関係で使用されるカタカナ用語一覧(コロナ用語一覧)
あ~お行
アウトブレイクとは?
「アウトブレイク」の語源や意味、「コロナ」関係で使用される「アウトブレイク」の意味について解説します。
アウトブレイクの語源や意味
英語では「outbreak」と書きます。
「out(~外へ)」+「break(壊す)」
「壊して外へ」という意味なので
「中に閉じ込められたものが突然壊されて外に出る」
そのため、「発生、突発、勃発、暴動」等の意味で使われています。
「コロナ」関係で使用される「アウトブレイク」の意味とは?
尚、wikipediaによると
医学・医療の分野におけるアウトブレイク(英: outbreak)とは、悪疫(たちの悪い流行病)・感染症の突発的発生をいう。疫学用語の一つ。感染症に対して用いるのが通例。
日本語では「感染爆発」「感染症集団発生」ともいい、「感染症集団発生」の前段を略して「集団発生」と表現されることも少なくない
主に疫学的な用語として使われることが多いようです。
急激な感染拡大を意味するようですね。
「バイオハザード アウトブレイク」というゲームや映画の「アウトブレイク」等も同じ疫学的な用語の意味として使われているのだと思われます。
「アウトブレイク」はある範囲内の感染爆発を指す言葉です。
似たような言葉に「パンデミック」があります。
エアロゾルとは?
「エアロゾル」の語源や意味、「コロナ」関係で使用される「エアロゾル」の意味について解説します。
エアロゾルの語源や意味
英語では「aerosol」と書きます。
「aero」+「sol」
「aero」はラテン語の「アエロ」から来ているようです。
「空気・空中・航空」などの意味を持つラテン語接頭辞アエロの英語読み。
コンピュータに詳しい方は「Windows7」あたりから「Windows Aero(ウィンドウズ エアロ)」という言葉で「エアロ」を聞いた事があると思います。
一方「sol」は「ラテン語で太陽」の意味を表すようですが、今回使われているのは「ラテン語」の「sol」ではなく「ドイツ語のsol(ゾル)」から来ているようです。
ドイツ語の「sol(ゾル)」とは
wikipdeiaによると
ゾル (ドイツ語: Sol [zoːl]、英語: sol [soʊl, sɔl])は、分散系の一種で、液体を分散媒とするコロイドである。分散質は固体・液体・気体がありうるが、狭義には固体を分散質とするものに限ることもある。また、ゾルをコロイド溶液とも言うが、真の溶液ではない。
液体分散媒のコロイドであるゾルに対し、固体分散媒のコロイドをソリッドゾル、気体分散媒のコロイドをエアロゾルと言う。また、分散媒自体の物性は液体であっても、分散質のネットワークにより流動性を失い固体のように振舞うコロイドもあり、それらはゾルではなくゲルと呼ばれる(ソリッドゾルをゲルに含めることもある)。
「エアロゾル」の他に「ソリッドゾル」なんて言葉もあるんですね。「ゲル状」って聞いた事ありますし、「ゲル」や「ジェル」という言葉は聞くので何となくイメージ出来ましたが「ゾル」ってあまり聞きなれない言葉でしたね。
英語で読むと「エアロソル」となりそうですが、このドイツ語の「ゾル」から「エアロゾル」と呼んでいるようです。
ちなみにエアロゾルとは
化学上は、分散相が固体または液体またはその両方であり、連続相が気体(通常は空気)であるゾルであると定義されている
分散媒が気体の分散系、つまり、気体の中に微粒子が多数浮かんだ物質である。気中分散粒子系、煙霧体ともいう。エアロゾル中の微粒子(あるいはエアロゾルの別名)を煙霧質(えんむしつ)または気膠質という。
「コロナ」関係で使用される「エアロゾル」の意味とは?
「コロナ」で使用される際には「エアロゾル感染」という言葉で使用されます。
「空気感染」に似ていますが違うようです
空気感染とエアロゾル感染の違い
知恵袋によると
エアロゾル感染→病原体が地上や空気中で微粒子に付着して再度飛散すること。
付着する物質が重いので、広範囲には拡散しないが飛沫よりは拡散する。
空気感染→飛沫核に病原体が付着して生存しているもので、非常に軽いので空気中を自由に浮遊でき、広範囲に拡散する。
出典:ヤフー知恵袋
「エアロゾル感染」に関しては「厳密な感染経路が定義されていない」ようです。
オーバーシュートとは?
「河野防衛大臣」は「感染爆発」と説明されています。
「オーバーシュート」の語源や意味、「コロナ」関係で使用される「オーバーシュート」の意味について解説します。
オーバーシュートの語源や意味
英語では「overshoot」と書きます。
「over(~を超えて)」+「shoot(撃つ)」
「撃つと飛び越えた」という意味なので
「撃ってみると目標を飛び越えた。」
そのため「行き過ぎた」「通り越した」「飛び出した」「予想以上に効きすぎた」等の意味で使われます。
株でも「オーバーシュート」という言葉が使われており、相場で売り買いがどちらかに行き過ぎた状態を指す言葉として使われているようです。
また、工学的な分野(特に制御系の分野)でも「目標値」より「測定値」が限度を超えて行き過ぎた状態を「オーバーシュート」と言うようです。
「コロナ」関係で使用される「オーバーシュート」の意味とは?
日本ではコロナにおいて「オーバーシュート」というと「爆発的感染拡大」と解釈されるようですがどうも海外ではそのような意味で「オーバーシュート(overshoot)」は使われていないらしいです。
⇒ こちらの記事がとても参考になりためになりました。
アウトブレイクとオーバーシュートの違い
「アウトブレイク」と「オーバーシュート」はどちらも日本語にすると「感染爆発」みたいな感じに受け取られますが、
ニュアンス的な違いとして
「アウトブレイク」はどちらかというと予期せぬ急激な爆発
「オーバーシュート」は徐々に増えていきながら限界値を超えた
という感じはします。
しかし、先ほどの記事からすると、「コロナ」における「オーバーシュート」という言い方は日本だけのようなので、正式には「アウトブレイク」という言い方が正しいのかもれ知れません
NHKニュースにて「オーバーシュート」と言った場面で同時通訳は「surge」と言ってました。RT @TrinityNYC: やっぱり、こっちのメディアだと、感染者数が急増する状態は、surgeを使うね。overshootじゃなくて。
— いちかわまきこ (@hitomaki) 2020年3月25日
。
爆発的な感染の増加ってことならexplosive surge って使う気が。
まあ、そんなのいいんですかね— 進化ちゃん (@bekobe15001) 2020年3月26日
NHKは""つき
But they warn that the virus continues to spread in some areas, and this could lead to a nationwide epidemic involving an explosive surge called "overshooting."— toyofuku tsuyoshi (@tyfk) 2020年3月22日
急増の意味に「surge」があるため、海外メディアは「overshoot」よりも「surge」または「explosive surge」を使用するのが一般のようです。
か~こ行
クラスターとは?
「河野防衛大臣」は「集団感染」と説明されています。
「クラスター」の語源や意味、「コロナ」関係で使用される「クラスター」の意味について解説します。
クラスターの語源や意味
英語では「cluster」と書き、「クラスタ」等とも呼びます。
eikipediaを参照してみると、
クラスター、クラスタ (cluster) は、英語で「房」「集団」「群れ」のこと。
コンピュータに詳しい人は、「クラスタ」というと、「セクターのまとまり」の単位として使われている事に気付くと思いますがあれも実は、「房」という意味から来ていたんですね。
また、こんな意見も・・・
ゼロワンを観ていれば「患者クラスター」と聞いて大体の意味が推測できる
— 初瀬川みい (@hatsuse_0) 2020年2月25日
こちらも、「ゼロワン好きの集まり」という意味だと思われます。
「オタク」の集まりという意味で、漫画やアニメ好きのファン等にたいして、「クラスタ」と呼ぶ事がありまます。
先ほどの例であれば、「ゼロワンファン」の事を「ゼロワンクラスタ」等と呼びます。
クラスターは房とかって意味なのか。
あれよな、感染者が集中して、ぶどうの房みたいに各地で形成される小さい感染コミュニティーをさすって事であってるのかな??家庭内で全員感染なら、家庭内クラスターって感じかな?
小さい感染集団=クラスター(集団発生)
って認識している。
— 渡邉竜也@ポジティブライフ (@watatatsu) 2020年2月25日
クラスター
政府は患者の集団の意味と理解しているが、感染研の説明は、ウィルスの伝播クラスタ?か、なんか違う説明に聞こえた。
分かりやすい解説を待とう。— sasayakibito (@sasayakibito) 2020年2月25日
「コロナ」関係で使用される「クラスター」の意味とは?
ニュースを確認してみると・・・
政府は25日官邸で開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部で、同ウイルス対策の基本方針を取りまとめ、安倍晋三首相は、一部地域でウイルスの感染集団「クラスター」が発生しているとの認識を示し、クラスター発生自治体には、より踏み込んだ対応で支援すると強調した。通勤・通学時の感染拡大防止のためテレワークや時差出勤を奨励した。
首相は「国内で感染経路が明らかでない患者が散発的に発生しており、一部地域では小規模の患者集団、いわゆる患者クラスターの発生の把握が確認されている」と指摘し、「感染拡大を早期に終息させるために極めて重要な時期」と表明した。
出展:ライブドアニュース(ロイター)
ネット上を調べてみると
Nスタ
今日の発表、PCR検査盛り込められなかったんだ、、
スタジオの男性:それぞれの判断で:せいふの責任はない、、ということか
患者クラスター=患者集団という意味で分かりづらいなと。
岡田晴恵さん、短かった。また後でだてって。
うーん— 川口市✈4時間低空✈90機!直下騒音↗️春~羽田空港機能強化 開始【蕨・戸田・和光・北区・板橋】 (@WYZstVArjCgX8dA) 2020年2月25日
「患者クラスター」とは「患者集団」という意味なようです。
「患者」とは「感染者」なので、つまり「クラスター」=「感染者の集団」の意味となります。
コロナファイター(コロナファイターズ)とは?
神奈川県の知事が勝手に名付けたもので「コロナ+ファイター(闘う人)」の事で、コロナウイルスと闘っている医療従事者を讃える意味で名付けたものらしいです。
「がんばれ!!コロナファイターズ」とツイートして欲しいとお願いしているとの事ですが、ネットで応援して欲しいっていうだけなのは、今の日本の政治家らしいなと思いました。
これ自体はいい事だと思いますが、本当にその医療従事者の事を思って言ってるのか?
単に自分が注目を浴びたいから言ってるだけにしか聞こえない気がします。
「現金給付よりも電子マネーを使う方が良い」とか「電子マネーがなければスイカもある」とか、なんでもネットを使う事が全て解決するみたいな考えの日本の政治家に、本当に危機感があるのかという感じがします。
しかも、この間に「ロゴ」作ってる暇あったら、もっと違う事に頭を使うべきではないかとと思います。
医療従事者に頑張れというのも大事ですが、きちんと医療従事者に必要な物資を届けて感染しないようにどうしたら良いのか?等を真剣に考えるのが政治家の仕事だと思います。
ただ、「ファイターズ」というと、どうしても「日本ハムファイターズ」を思い出してしまい、「日本ハム」が「コロナ対策」の支援に向けて何か動き出したのか?と勘違いしそうです。
さ~そ行
サイレントキャリアとは?
「サイレントキャリア」の語源や意味、「コロナ」関係で使用される「サイレントキャリア」の意味について解説します。
サイレントキャリアの語源や意味
英語では「silent carrier」と書きます。
「silent(静かな、沈黙した)」+「carrier(運ぶ人)」
「沈黙して運ぶ人」という感じです。
「沈黙した状態で(菌を運ぶ人)」の意味で捉える事が出来そうです。
「carrier(キャリア)」はwikipediaによると
生物・医学
無症候性キャリア – 伝染性病原体(細菌・ウイルスなど)の保因者で発病していないが感染力を持つ者
遺伝子ベクター – 遺伝子治療で遺伝子を患者に導入するベクタ(ウイルスなど)
遺伝的保因者(英語版) – 劣性遺伝子をヘテロで持ち、自らは発現しない個体([ABO式血液型]におけるAO型やBO型など。)
また次の「ウイルスキャリア」の事を「キャリア」と呼ぶことも多いそうです。
ウイルスキャリアとは、病原性のあるウイルスを体内(臓器や血液中)に持続的に所持していながら、(通常は)症状を呈さない健康な状態にあるヒトをいう。
「コロナ」関係で使用される「サイレントキャリア」の意味とは?
日本では「無症候性キャリア」を「サイレントキャリア」と呼んでいるようですが、英語では「asymptomatic carrier」と「silent carrier」の二つの呼び方があるみたいです。
現在、その違いや使いわけについてはよく分かっていません。
(´・ω・`) 日本では無症候性キャリアをサイレントキャリアと呼んでるけど、英語では"asymptomatic carrier"らしい。カタカナだとエイスィムプトマティク キャリア。和製英語かとも思ったが、"silent carrier"とツイートする外国人もいる。
・・・ふと気になった。 https://t.co/3aWHDGSPrY— 浜田稔 (@minokun_h) 2020年3月28日
無症候性キャリアをwikipediaで調べてみると「asymptomatic carrier」になってます。
無症候性キャリア(むしょうこうせいキャリア、英: asymptomatic carrier)とは、病原体による感染が起こっていながら、明瞭な症状が顕れないまま、他の宿主(ヒトや動物など)にその感染症を伝染させる可能性のある宿主のこと。無症候キャリアとも。特に細菌による感染の場合は無症候性保菌者、健康保菌者と呼ばれることもある。
ネット上でも「無症候性キャリア」を「asymptomatic carrier」と呼ぶ人もいます。
無症候性キャリア(英: asymptomatic carrier)とは、病原体による感染が起こっていながら、明瞭な症状が顕れないまま、他の宿主(ヒトや動物など)にその感染症を伝染させる可能性のある宿主のこと。無症候キャリアとも。特に細菌による感染の場合は無症候性保菌者、健康保菌者と呼ばれることもある。 pic.twitter.com/rjUXcCOwLc
— Yasu (@yasu_yasuno_sa) 2020年3月23日
無症候性キャリア(むしょうこうせいキャリア、英: asymptomatic carrier)とは、病原体による感染が起こっていながら、明瞭な症状が顕れないまま、他の宿主(ヒトや動物など)にその感染症を伝染させる可能性のある宿主のこと。無症候キャリアとも。
東京にどれだけいるんかね?#COVID19
— 渡部ルミ【脳とからだのコーディネーショントレーニング】 (@CoordinationJp) 2020年3月26日
ソーシャルディスタンス(ソーシャルディスタンシング)とは?
「ソーシャルディスタンス(ソーシャルディスタンシング)」の語源や意味、「コロナ」関係で使用される「ソーシャルディスタンス」の意味について解説します。
ソーシャルディスタンス(ソーシャルディスタンシング)の語源や意味
英語では「social distance(social distancing)」と書きます。
「social(社会的な)」+「distance(距離)」
あるいは
「social(社会的な)」+「distancing(離れ)」
といった意味となります。
朝日新聞の記事によると
感染予防戦略を示す言葉で、「感染拡大を防ぐために物理的な距離をとる」という定義がされています。医学論文を調べると、2006年、効果的な薬もワクチンもない感染症のパンデミックに関する論文に初めて使われているのが分かります。
出典:朝日新聞
初めて聞くような言葉ですが、「ソーシャル・ディスタンシング」は2006年から既に使われていた言葉だったんですね。
「コロナ」関係で使用される「ソーシャルディスタンス(ソーシャルディスタンシング)」の意味とは?
「社会的な距離」や「社会的な離れ」とはいったい何を示しているのか?
興味深い記事を発見しましたのでこちらを参照してみてください!
は~ほ行
パンデミックとは?
「パンデミック」の語源や意味、「コロナ」関係で使用される「パンデミック」の意味について解説します。
パンデミックの語源や意味
英語では「pandemic」と書きます
wikipediaによると
パンデミック(英: pandemic)とは、ある感染症(伝染病)の世界的な大流行を表す語句である
語源は、ギリシア語の「πανδημία(ラテン文字表記:pandemia パンデミア)」であり、「παν(pan, 全て)+ δήμος(demos, 人々)」を意味する
パンデミック(英 pandemic)
さらに多国間にまたがって広範囲に散発的な広がりを示した状態を示す言葉である。
「コロナ」関係で使用される「パンデミック」も同様の意味です。
英米では、国内での感染拡大でも「パンデミック」と言ってます。
パンデミックに関する余談
「パンデミック」ってどこかで聞いたことあるなと思ったら、一昔前に、「バイラルマーケテイング(viral marketing)」という「口コミ」を利用して、なるべくコストがかからないようにしながら、集客をするマーケティング手法のツール名に「パンデミック」というのがあったのを思い出しました。
尚、「バイラル」とは「ウイルス性の」という意味なようで、「ウイルスの感染が広がっていくように情報が広がっていく」ため、この手法を「バイラルマーケティング」と言うようです。
パンデミックに似た言葉
実はパンデミックと似たような言葉に「エンデミック(endemic)」や「エピデミック(epidemic)」という言葉があります。
エンデミック
英語で表記すると「endemic」
他の地域には広がって行かず、ある特定の地域や特定の人における感染が周期的に繰り返される状態。
「風土病」「地方病」もこの一つで、感染症や伝染病以外でも使われます。
例:特定地域の水疱瘡、マラリア熱等もこれに該当します。
エピデミック
英語で表記すると「epidemic」
「エンデミック」を超えて、「病気が流行している状態」。
ただし、ピークが終えると終息します。
例:特定地域のインフルエンザ等
突発的に規模が大きくなった場合は、「アウトブレイク」と言います。
ら~ろ行
ロックダウンとは?
河野防衛大臣は「都市封鎖」と説明されています。
「ロックダウン」の語源や意味、「コロナ」関係で使用される「ロックダウン」の意味について解説します。
ロックダウンの語源や意味
英語では「lockdown」と書きます。
「lock(動けなくさせる、固定させる)」+「down(下)」
downには次のような意味があり、今回の場合は非活動にあたる気がします。
downの基本イメージ:「↓」。
❶減少
cut down:削減する❷破壊
break down:故障する❸悪い
look down on:軽蔑する❹非活動
shut down:休業する❺書き留める
write down:書き留める❻安定
calm down:落ち着く熟語は
基本単語の核心を
理解することが大切だ。— 鬼塚英介@英語予備校講師 (@Englishpandaa) 2019年9月14日
つまり、「lockdown」は「封鎖というより、家の中で閉じこもって非活動」
「家の中にいて外には出るな」という意味と思われます。
「lockdown=地域自体の封鎖(例 東京封鎖)の解釈は違うのでは??
通常「室内にとどまる」=「外出しない」=「外出禁止」くらいの意味として捉えた方が正解ではないでしょうか
もしも某知事が地域全体の封鎖と会社されていたら、それは問題でしょう。そのためには生活費の補償は前提であり必須事項です
— 日比光則 (@m_hibi) 2020年3月24日
つまり行動を制限することで都市を封鎖する事ではないようです。
都市封鎖なら「locktown」という方が意味があうという人もいるようです。
ロックダウンはlock downで(囚人の)厳重監禁。
都市封鎖ならlock townで街に鍵掛けた方がイメージわく。— bluesoo (@bluesoo1) 2020年3月25日
こんなツイートも
かつての武漢のような、都市から/への出入りを禁じるような厳しい措置のことは、英語圏の新聞を見る限りは「extreme lockdown」と呼んで区別をしているようだ。都市間の入出を厳しく制限する事態は「封鎖」と呼べるだろうが、「ロックダウン=行動制限」とは区別したほうがよいと思う。
— 細馬宏通/かえるさん (@kaerusan) 2020年3月26日
ちなみに「封鎖」は英語で「blockade」
「封鎖」のwikipediaによっても「Blockade」となっています。
ある地域において、交通や通信など外部へアクセスする、または外部からアクセスする手段を強制的に遮断して隔離すること。国家などの公権力による場合が多く、警察や軍事、経済など国家権力の関わる分野で用いられる。また、英語のBlockadeは、交通の障害や不通、医学では薬物などによる生理的機能の遮断を意味する
コロナ関係では日本語を使わずにカタカナ用語や和製英語を利用する理由は?
最近の政治家はカタカナ用語を使うのが好きなように感じます。
何となく政治家がカタカナ用語を使うようになったのは「アジェンダ」から始まってるような気もしますが、小池都知事も結構カタカナ用語を使うのが好きなような気がします。
なぜ、意味不明なカタカナ用語を使うのか?
面白い見解を示している記事を発見!
難しい名前の世間にはよくわからない成分を配合とうたうことで、“なんとなく効きそう”、“よさそう”という印象を与えることに成功。ここから、よくわからない専門用語があるだけで評価や説得力が上がることを「ジンクピリチオン効果」という。
出典:NEWSポストセブン
人間って確かに聞きなれない言葉や意味不明な言葉を聞くと、「それなんだ?」って関心が高まるかもしれないですね。
確かに聞きなれない成分とか入ってる「健康食品」とか「美容商品」とか効果や効き目がありそうって感じで売れてますよね。
あれが「ジンクピリチオン効果」なんですかね?
今回の「パンデミック」「クラスタ」「オーバーシュート」という言葉を聞いたときは何となく恐怖を感じたので、そういう意味であえてカタカナ用語を使用したのかも知れません。
恐怖心をあおるのにはいいかも知れませんが、意味が通じなければ何の効果もないと思います。
そのため、専門家同士で話しあう分にはいいですが、やはり、市民や国民に状態を説明するときには、適当な日本語に訳して説明して欲しいですね。
ある意味「河野太郎防衛相」が「分かりやすく説明するのが大事だ」って言ってくれたのはとても共感を得られました。
ただ、あえて日本語で書かない理由としてこんな事もあるようです。
漢字だとインパクトが強すぎるというのももっともだが、そこで細かな説明が必要になる。言い方や言い回しによってはつっこまれたり追及されることもあるが、専門用語を使えばその必要はなく、言葉使いを気にしなくてもすむ。微妙なニュアンスの違いも専門用語を使えば説明する手間は省けるし、逆にマスコミがこぞって用語の解説を始めてくれる。
出典:NEWSポストセブン
たしかに、今のマスコミはすぐに揚げ足取ったりする可能性がある事も事実だし、マスコミが難しい用語の説明をしたりもします。
ただ、最近のマスコミ報道は捻じ曲げられて報道されることもあります。
しかしながら、政治家であればきちんと自分の言葉で説明できないと駄目だと思います。
実は本当の意味を知らないでカタカナ用語を使用している政治家もいるのでは?と疑いたくもなります。
きちんと政治家が正しい日本語で説明する事はとても重要だと思います。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
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